青森県三戸町のにんにく専門農家 農業生産法人株式会社よしだや

栽培理念

最大限に活用する
土壌の持つ力を

健康な土壌作り

作物を育てる上で一番大切と言っても過言ではない「土壌」。その土作りに必要とされる要素が「化学性」「物理性」「生物性」の3つと言われています。簡単に言うと、土壌作りには土の養分、微生物の活発さ、水や空気の移動などが重要になってくるということです。これらの要素が1つでも崩れてしまうと、良い土作りはできませんし美味しいにんにくを作ることもできません。

そこでよしだやでは、より良い土壌環境をバランス良く保つため、土の中にボカシ肥料という有機物を入れて栽培しています。そうすることで微生物の種類が増えるだけでなく、活発力もアップ。さらには、土壌の保水性や通気性なども上がり、作物への病気の心配もなくなるというわけです。栄養あるにんにくを作るために、まずは健康な土壌環境を作り出し、維持することがとても大事になってきます。

そして、有機物を使用しての栽培に切り替えて3年。 “できるだけ農薬を少なくしたい“そんな思いを掲げ「農薬を少なくした場合、どうなるのか」と日々研究し、徐々に農薬の使用回数を減らしています。

さらによしだやでは、お客様へ安心・安全なにんにくをお届けできるよう「土壌微生物多様性・活性値分析」も定期的に行っております。これは、土の中にいる微生物がどれだけ有機物を分解できる能力を持っているかを評価するもので、数値が100万を超える土壌は「豊かな土壌、農産物がおいしい、病気が起こりにくい」とされています。こういった分析方法も取り入れ、土壌改良に日々チカラを入れています。