にんにくの二次成長について
先日、関西の方からお問い合わせをいただきました。
二次成長についてです。
![にんにくの二次成長](https://www.yoshidaya-garlic.com/wp-content/uploads/2020/10/20200520133055b3e.jpg)
こちら青森ではなかなかお目にかかることの少ない症状です。
![にんにくの二次成長](https://www.yoshidaya-garlic.com/wp-content/uploads/2020/10/20200520-4.jpg)
ひとつづつばらすと、このようになってます。
今できたにんにくの周りを覆っている保護葉が、なんと普通の葉として成長していますね。
本当は、こんなにならないんですけど。
![にんにくの二次成長](https://www.yoshidaya-garlic.com/wp-content/uploads/2020/10/20200520.jpg)
わってみました。
ちゃんとにんにくがありました。
![にんにくの二次成長](https://www.yoshidaya-garlic.com/wp-content/uploads/2020/10/20200520-3.jpg)
どうしてこんなことになってしまうのか・・・
にんにくに詳しい山下さん(弊社栽培情報に関して監修していただいてます)に教えていただきました。
二次成長の原因として考えられることとして
「暖冬」の影響だそうです。
暖冬の年は、春先の肥料が効きやすくなります。
すると、肥料がよく効くことにより、何かしらのホルモンの影響を受け本来、葉にならないはずの保護葉がこのように葉っぱ化してしまうそうです。
特に、寒冷地用の品種を、暖地で栽培すると二次成長になりやすいですね。
栽培地域に合った品種を植えることが大事だそうです。
中には新しいにんにくがちゃんとできていたので一安心です。
収獲後は保護葉が柔らかい状態かもしれないので、早めに使った方がよさそうですね。
今回、広島の生産者様から現物のご提供をしていただきました。
この場を借りまして「ありがとうございました!」